老け顔とネットの海

オタクのありのままを貴方に

戦国時代の知識消失を憂う

 お久しぶりです。最近インターナショナルなオタクということで英語を夜勉強していましてブログを書く時間が削られています。二時間割いているアニメの時間を減らせば解決なのですが……

 

 今回は私が中学、高校時代にずいぶん入れ込んでいた戦国時代に対する感慨の発散です。私は理学研究科に属してはいますが最も得意な教科は社会でありました。もともと知識を蓄えるのが好きなので成績も良かったと思います。中でも戦国時代に関しての知識は教師たちに引けを取らないほどには持っていたのではないかと思います。戦国時代好きというのは珍しくないのものでロマンを感じさせます。日本の歴史上であれだけの数の戦争が起きたのはこの時代だけです。下剋上もそうですし、少数の兵が大軍を打ち破る爽快感はたまりません(これはほかの時代でもありますが)。

 そんな私が戦国から遠ざかったのは他の娯楽の台頭でしょう。私の学生生活の多くがアニメに侵食され、たまに本を読むときは文芸作品。YouTubeのような動画サービスで簡単に時間が潰せてしまうのも要因の一つです。

 私の悪癖として究める前に他の知識吸収に移行したがるというのがあります。飽き性といっても差し支えないかもしれないです。細部の細部まで知りたいと思わないのです。余談ですが私が研究にあまり没頭できないのはこれのせいかとおもいます。浅く広くでありたいのです。

 戦国時代とアニメの知識に関してはまあまあ深いところまで行ったと思っています。これが私の本当の趣味なのでしょう。読書は何百年もの間に世に出された膨大な量があるのでまだまだ飽きないと思っています。なんにせよ知識欲はあるくせに飽き性というのは何ともしがたいです。

 

 戦国時代のことを憂うとともに自らの飽き性について書いてみました。

 

 以上、ありがとうございました。

衒学への渇望

 こんばんは。ローソンの「珈琲香るチーズタルト」に最近はまっています。結構人気らしく争奪戦です。負けませんよ。

 

 今回は衒学趣味についてです。一度くらいはしたことあるんじゃないでしょうか知識のひけらかし。覚えたての知識、難しい言葉覚えたら使いたくなりますよね。賢いと思われたいのはおかしいことではありません。ただやりすぎると鬱陶しいと思われるので困りものです。どうしたら良いでしょうか。

 

 衒学的なものが許されるやはり何らかの著作の中でしょう。推理小説の中でこんな知識どこで仕入れたのかというのを何度か見たことあります。毒物の話であったり、武器の話であったり、建物の話であったりと様々な豊富な知識を披露します。読んだことはないですが黒死館の殺人はちょっと多すぎて三大奇書のひとつに数えらえれています。知識が氾濫すると読みにくくなるそうです。普通の小説でも例えば登場人物の趣味だったりで何か披露しますし、哲学者の言葉を多く引用したりする作品もあります。

 

 このように何か本を書けば思い切り知識が披露できるというわけです。しかし、実際書こうとすると難しいものであまり筆が進みません。そこでこういうブログに書いてみましょう。自分の趣味の知識を書き連ねるだけで結構すっきりするものです。誰かに見せるためなので情報が豊富な方が良いですしね。

 

 衒学は知識のマウントになりかねません。こういう媒体に書くことで欲望を抑えしょう。ちらっと出すのはスマートですしカッコいい気がします。私もそうなりたいものですね。

 

 今回は短く終わります。ありがとうございました。

五月の読書記録

 こんばんは。インターンの申し込みが始まりましたね。私にも就活の魔の手が迫ってきています。助けてください。

 

 さて今回は読書記録ということで五月に読んだ本のちょっとした感想を書いていきたいと思います。アニメはそれなりに知識はあるのですが、本に関してはにわか君なので温かい目でお願いします。

 

 一作品目:恐るべき子供たち 著:ジャン・コクトー

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 歪んだ姉弟愛とそれに関わる人たちの物語。序盤、中盤で積み重なった彼らの歪みが終盤の怒涛の展開へと繋がる。始めのほうは退屈だと思ったが最後には最初の積み重ね部分が終盤の不気味さとどうしようもなさを引き立たせる。コクトーはこれを一週間で書き上げたらしいので驚きである。

 

二作品目:居酒屋 著:エミール・ゾラ

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自然主義文学の名作。ある女性の人生の絶頂と転落を書いた作品。フランスの貧困な労働者の話であり、ここまで堕ちるかというレベルで転落していくので心が痛む。さらに周りの登場人物の性格や根性が悪いので苛立ちを覚える。これがフランスの労働層全てではないだろうがこの作中のような現実もあったのだろうと想像すると恐ろしくなる。

 

 

三作品目:異邦人 著:アルベール・カミュ

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感情が希薄な男が人を殺してしまい、本来過剰防衛で収まるはずが一般の人間のような考えができず裁判において死刑を言い渡されてしまった話。自分の考えが他人にうまく伝わらず悪い方向に進んでいってしまう不条理さが醍醐味であろう。最後の主人公の心の叫びに私は理解できたので少し悲しくなった。サイコパスとはまた違う世間とは変わった男の話だ。

 

以上の三作品です。読んだ数が少ないのも有名なやつばかりなのもにわか君なので勘弁してください。六月もこれくらい読めたらいいなと思います。

 

ありがとうございました。

 

オクタのアニメセレクション3

 こんばんは。本格的に暑くなってきましたね。クーラーをもう起動させてしまいました。先が思いやられます。

 

 さて今回はアニメ紹介の時間です。前回までギャグ作品が続いたので今回は少し趣向を変えていきます。今回のアニメは「無限のリヴァイアス」です。

 

 無限のリヴァイアスは1999年に放送されたオリジナルアニメーション作品です。コードギアスで有名な谷口悟朗氏の初監督作品です。

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 あらすじは主人公らが所属していた航空養成所が何者かの襲撃によって制御不能になった。そのとき近くにあった大型航空船が起動しそこに逃げ込んだ訓練生は救助を待つが救助隊に攻撃され逃避を行うことになる。というようなものです。

 この作品における大きなポイントは訓練生たちの心情変化にあります。はじめは希望をもって助けを待ち、リーダーシップのある人間が統制をとってある程度うまく生活が回っていきます。しかし助けがなかなか来ず不満が募り船内の雰囲気が段々と悪くなっていきます。最後のほうには治安が非常に悪くなり、食料も十分にないので荒廃した船内になっていきます。この過程を非常にうまく表現し、登場人物たちの変化の描写はすごいものがあります。また船内の様子が細かく描かれており荒廃の過程がよくわかるようになっています。

 このようなクローズドな空間で人間のリアルを描いた傑作にアルベール・カミュの「ペスト」が挙げられますが、ペストとの違いは無限のリヴァイアスの登場人物は自分らがなぜ攻撃を受けているかわかっていないところにあります。なんの罪もないのに大人の都合に巻き込まれて過酷な状態に陥るのでただ助けを願うしかありません。

 

 また本作品の面白さは主人公にもあります。この主人公は突出した能力がないが冷静に物事が見れるという人物なのですが後半になってくるにつれてこの性格が荒れた人間に対してきついものになってきます。主人公の弟と友人ポジの人間は非常に優秀な人間で衝突した際に大体負けています。この中間管理的な人間を主人公におくことで回りの変化に振り回される様を描けます。

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主人公相葉昂治

 最後に幼なじみがいるのですが私は幼馴染属性が好きなので非常に満足しました。

 

 以上本当におすすめですので是非見てください。

 

実写映画は今日も活躍している

 こんばんは。扇風機を回す季節がやってきました。やがてクーラーとのタッグを組む日も近いでしょう。梅雨に向けてコンビネーションを高めていってもらいたいです。

 

 さて本日は実写映画について書いていきたいと思います。私がオタクであるからには主に漫画原作の映画作品です。

 

 オタク諸氏にはいい顔をされない実写作品。利益を上げられているかは私には何とも言えませんがなぜ作られるのか。思いつく理由を述べていきたいです。

 

1.世界観、設定を考えなくてもいい

 すでに構成された世界を映像化するわけですから楽です。実写化される作品はそれなりに名の知れ、支持者がいるものが多いので世界観での失敗は避けられます。

 

2.数が多い

 小説しかり漫画然り数が多いのでネタが尽きることはあまりないでしょう。今でも生まれ続けていますし。

 

3.俳優、女優の売り出しがしやすい

 ある程度名の知れた作品に若手の絶賛売りだし中の俳優、女優を出演させれば知名度も上がるでしょう。

 

 大きな理由はこんなところでしょうか。次に私が実写作品について思うところを書いていきます。まず始めにオリジナル展開を入れているかの有無です。入れていない場合は別に作る必要が感じられません。アニメでも同じことが言えますが二次元のキャラクターが二次元の状態で声をもって動き出すのと違い三次元化されて出てくるという違いがあります。姿から違うのです。デスノートのL並みに作りこんであれば別ですが大抵はコスプレレベルでがっかりしてしまいます。アベンジャーズなどは現実に沿って無理のない感じで衣装を作っているそうですね。あまり詳しくないですが。さらに映画というせいぜい2時間という限られた時間でなんのオリジナル要素もなく完結させようとするどうしても省かなければいけないも部分が出てきます。うまく省けばいいのですが詰め込んで詰め込んで人気のあるシーンを入れるだけ入れてしまうと薄い作品になってしまいます。鋼の錬金術師がそうなってしまいましたね。名シーンはそのシーンだけとってきても名シーンになりません過程が大事なのです。

 オリジナル展開を入れる場合ですが正直なんで作ったのかと聞きたくなります。魅力的な世界観とキャラクターを考える時間をなくしてストーリーだけ作ろうなんて作品に愛が生まれにくいのではないかと思います。体裁だけ何となく整えたものになるでしょう。この作品である理由は?と聞きたくなります。

 

 なぜ漫画原作の映画がたたかれやすいのかというのは単純に原作を見ている人が多いからです。映画でもアニメでもそうですがオリジナル脚本で勝負しているものが少なくなっているように感じます。そうでなかったら申し訳ないです。

 

 私は原作重視の人間です。これもまためんどくさい人種になりうるのですが。原作というのはその媒体(小説、漫画、アニメ、映画)に適した形で物語が進んでいきます。小説であったら文章における表現や叙述トリック等、アニメであれば映像の見せ方や演技、漫画はコマ割り、映画なら音響といったようにです。これを別媒体にしたときただそのまま移すのではなく最適化させて移すのであれば価値があるものになるでしょう。

 

 結論としては小説の実写化だけしていればいいよということです。

 

 長々とありがとうございました。

恋バナ回避術の会得

 こんばんは。一昨日から風邪を引いており満足のいく生活が送れておりませんでした。風邪は辛いものですがポカリスエットの力を借りれば菌も一網打尽にできます。ポカリスエットを購入しましょう。

 

 さて、今回は恋バナを回避したいという話です。恋バナは共通の話題として非常に便利なものだと思います。たいていの人間は誰かと付き合っていたり、結婚します。そのプロセスを想像して盛り上がったり、現状を語り合ったりと趣味の話よりよっぽど話しやすいことだと思います。ただ私の場合、困ったことに他人の恋愛に全く関心が持てないのです。そんな私が恋バナに参加してもだから何だよと思うばかりです。悩みを聞くのはその人なりに真剣なのでしょうから邪険にはしません。私の中での基準はありますがまあ聞きます。今彼氏彼女とどうなっているみたいな話は興味がないです。

 

 さてここから逃れる方法を考えてみましょう。

方法1:スーパーオタク君になる

 これはアニメ以外興味がないぞ、というようなスタンスをとり仲間内でアニメの話でのみ盛り上がる方法です。しかしこれは将来的に後悔することになるというデメリットがあります。人のことが信じられない、アニメの話をする程度の仲間がいればよいという方にはうってつけでしょう。私にはこの方法はもう手遅れです。

 

方法2:ボッチになる

 これは人と喋らなくて済むので恋バナもしなくていいという方法です。しかし俗世で生き続けるにはなかなかに困難となります。私には手遅れです。

 

方法3:濁し続ける

 これは何か聞かれたときに曖昧に「あー私はそういうのないなあ」と答え続ける方法です。これが一番現実的な方法です。ノリが悪くつまらないと思われそうですが仕方ありません。しかしコミュニケーション能力に乏しい私はノリの良さで社会と戦っていかないといけないのでこの方法はとれません。

 

 私が思いついたのはこの三つです。どれも難しいという結論になってしまいました。恋バナに陥るのは表面的な話題が尽きたときだと考えられるので(世間では恋バナは真剣で深い話とされる)自ら提供しようとおもったのですが私の趣味嗜好が一般受けするものがまるでないので厳しいものがありました。

 

 耐え忍んでいくしかなさそうです。

一人旅初心者誕生の物語

 こんばんは。元号も変わり令和を迎えることとなりました。おめでたいです。また10連休も終わりを迎えることになりました。悲しいです。明日からまた土俵際で耐える生活です。

 

 さて、今回は私の趣味となりつつある一人旅についてです。一人旅を始めたのは学部3年生の夏休みのことだったと思います。今回は一人旅の良さを書きたいと思います。ちなみにこの10連休は旅行には行っていません。私は混むのが苦手だからです。

 

 一人旅のきっかけとなったのはアニメの聖地巡礼に参りたいなあ、と考えたことから始まります。「たまゆら」というアニメをご存知でしょうか。広島県竹原市が舞台となっているのですが私このアニメが結構好きでして夏休みも暇なので訪れようとなったわけです。

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 こうして竹原観光の計画を練りだしたのですが、このアニメの聖地巡礼のために誰かを誘うのもなんだか忍びなく、そもそも友達が少ないので一人で行くかと思い至ったのです。計画を立てている間にもう少し違うところも行こうかな、下関とかもいいなとあれよあれよというままに一人で突っ走っていました。4泊5日ほどの旅程が出来上がり意気揚々と旅立ったのです。

 

 こうして長期休みのたびに国内を一人でぶらぶらと回るようになりました。海外にはまだ行ったことがないのですがいずれ行きたいなあと思っております。

 

 一人旅の利点について挙げます。

・気を遣う必要がない。

 これが一番の利点ではないでしょうか。疲れたら好きなタイミングで休憩する、自分の好きなところに行ける、食べたいものを食べる。ストレスフリーです。

・ミスに苛つかない

 他人が何かミスしたときに苛立ちを覚えることがあると思いますが、それがありません。ミスは自分の責任ですのでそれをリカバリするために脳を働かせます。自分に苛立つかもしれませんがひとりでに解決すればいい話です。

・安く済む

 18切符やカプセルホテルなどをふんだんに利用することで他の費用に充てたりできます。貧乏に優しいです。

 

 私が思う一人旅の良さはこんな感じです。よく聞く一人旅に対する否定的な意見に寂しい、だれかと共有したいというものがあります。私自身寂しさを感じたことは一切ありませんし、一人で出歩くことは平気です。適正はあると自負しております。私の偏見ですが何でもかんでも写真をとってSNSにあげる人には適正はないんではないかと思います。私のように「旅」そのものを楽しんで一人にやつくタイプではないでしょう。

 

 社会人になってお金ができたらもっと楽しめそうだなあと今から期待しております。

 

 以上です。ありがとうございました。