老け顔とネットの海

オタクのありのままを貴方に

この人を見るな

 お久しぶりです。随分と間が開いてしまいました。私が留守にしている間に梅雨入りとのことです。嫌な時期です。

 

 さて久しぶりに何を書くのかというと私の就活に関してです。結論から言いますと何も得られませんでした。私のこれからとあわせて記述したいと思います。

 就職活動を去年の12月ごろからひっそりと始めていた私はどうにもしっくりくる企業が見当たりませんでした。どの企業の説明会をきいても楽しそうだと思えませんでした。就活をしていくにつれてモチベーションが下がっていき、ついぞ三月を迎えてしまいました。社交性がない人間の書くESなぞ薄っぺらい内容にしかならないので通ったとしてもあまり好感触ではありません。私は会社が求めているような人間でないことは知っているので面接で落とされても全く心が痛みませんでした。必要とされているとは思いません、ただ自己の肯定を大切にしているので他人の評価であまり苦しむことがないのです。そんな感じで6月までだらだらと過ごしていました。

 就活中胸に抱いていたのは進学の意思でした。先述の通り、会社の良さが全く分からなかった私は進学について考えるようになりました。今までの自分は浅くそれなりに広い知識を持っていましたが、どこか尖った知識が欲しいと考えていました。また、進学による経験が今後、私の文学に役に立つのではないかと思いました。幸いにも教授から進学を勧められているので、喜んで迎え入れてもらえると思います。教授曰く私の成長のためとのことですが、私は進学で成長はしないと思います。私は自分の幸福を知っており、それは偉大な研究成果を発表することでもスキルを得ることでもないのです。私の精神的建築物の建造にいそいそと取り組み、独りでに満足することです。

 

 そういうわけで私は進学をしようと思います。ありふれた就活体験記ですがお許しください。