老け顔とネットの海

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変人とは何者か

 こんばんは。花粉症でない私にとって見れば花粉は生命の躍動が感じられるのですが、花粉症の方々は杉を燃やしたくて仕方がないようですね。心中穏やかではないでしょう。

 

 今回は「変人」をテーマに書いていきたいと思います。このことを書くにあたった原因は私が他人のことを変人だと全然感じないので何がおかしいのかを考えたくなったからです。私は大学で理学部に所属していました。その学部は世間では「変人の巣窟」と言われているそうです。周りの人間も理学部は変人が集まるからと話題にしていました。それでも私は変という感覚がわかりませんのでどういった人間が変人といわれやすいのか考察してみたいと思います。

 

 まず初めに理学部における変人とはどんな奴らなのか考えてみましょう。箇条書きで申し訳ありませんが特徴をあげてみます。

・その分野が大好きで勉強熱心。

・一般的な娯楽に興味を持たない。

・見た目に気を遣わない。

このような感じでしょうか。ひとつずつ私の思うところを述べてみましょう。一つ目は勉強熱心なことですがこれだけ書かれたら真面目な印象を持ちます。しかし、世間一般における大学の印象はサークルで楽しみ、バイトでお金を稼ぎ、恋人や仲間と遊ぶ。そんな感じですので(私はそうじゃないよという人は申し訳ないです)その時間を削って勉強しまくるとこの人は違う、変だとなってしまうのでしょうか。

 二つ目の一般的な娯楽への興味についてです。まず一般的な娯楽とは何でしょうか。TV、映画鑑賞、音楽鑑賞、……あまり思い浮かばないのですがこういうものでしょう。平たく言えばそれを楽しんでいる人口の多いものでしょうか。あまり誰もしない娯楽自体には珍しがって興味をもってくれることが多いです。しかし、皆が知っているものを知らないと驚かれます。驚きがおおいと変な人だとおもわれるのかもしれませんね。

 最後は見た目に気を遣わない。大学生というキラキラとした時間に無精ひげをたくわえぼさぼさの髪を見せつけているのは奇異の目を向けられるでしょう。こういう人は別にどう見られてもいいと思っていたり、ただめんどくさいという人もいます。こういう格好をしている人に対して人は「恋人は欲しくないの?」と疑問を持ちます。そういう人らは恋人はほしいけど諦めている、恋人はいらない、見た目じゃなくて中身で勝負と様々な考えを持っていることでしょう。

 

 以上が理学生にありがちな変な人の特徴とそうなるに至る考えの道筋です。これが正解ではないでしょうが少なくとも私はこういう人なんだろうなと納得しているのでそれが変だとは思えないのです。

 

 次回にはもっと一般的な変人というのについて考えてみたいと思います。

 

 ご覧いただきありがとうございました。